健康志向の流れのためか、極端にとがったものが好まれないためか、味付けのマイルドなものが多い。
例えばみかんは一昔前までは酸っぱいものがほとんどであったが、今のみかんはどれを食べても甘味が際立っている。
おかしも鬼の仇のように砂糖が入っている甘さ全開のものがあったが、今は甘さ控えめのお菓子ばかりになっている。
当然、スーパーで売られている塩鮭も塩分が抑えられており、物足りなさを感じずにはいられない。
そんな塩辛さを求める方々の救いの場が東京御徒町にある。JR御徒町駅からすぐにある魚介専門店吉池だ。
大辛の塩鮭
吉池には数多くの鮭が売られており、そのなかでも大辛の塩鮭が取り扱われている。
大辛の塩鮭は、塩気がかなり強く、おおよそ健康には程遠い一品になっているが、その脳天にガツンとくる塩分は昭和生まれの私にはたまらない。
吉池は魚介の専門店
吉池はお刺身や殻付きの貝などの市場のようなラインナップの鮮魚のほか、加工品も充実している。
スーパーには置いていない高級な蒲鉾や、くさや、へしこなど、日本酒に最適なつまみやご飯のお供が豊富に取り扱っている。
とある日に私が購入したものを紹介する。
鮭明太
ご飯のお供に最適な鮭明太。鮭フレークだけでもご飯が進むこと間違いないが、ピリ辛の明太が加わることでさらにパワーアップ。
三陸たこなま酢
酢のもの好きの私が太鼓判を押す酸っぱさと、魚介専門店ならではのタコの美味しさがマッチ。